中堅怪談・その1

秋本あまん氏や朝業るみ子氏の著書は、中堅どころの面白さがある。 …と思いますです。

異界の扉 怪奇探偵の幽霊白書

怪奇探偵<小池壮彦>氏の最新単行本(2005年5月現在)。 「取材中に集まってきた奇妙な出来事の覚え書き」を淡々と書き連ねた、 いわば<怪異譚集>である。 怪奇探偵としての徹底調査が殆どないのが特徴だ*1。 実質「幽霊物件案内」シリーズの続編といった…

続けていきます。

え〜、今更ながら「異界の扉」など。 発売されてすぐ買ったんですけどねぇ(笑)。

日々是怪談

著者である工藤美代子氏はの肩書きは「ノンフィクション作家」といったところだろうか? そのノンフィクション作家が書いた、怪談エッセイがこの「日々是怪談」である。 全24のエッセイに中には、日常に起こった些細な怪異から、微妙に恐ろしい話、 そしてス…

新・耳・袋 あなたの隣の怖い話

前回の■木原氏に物申すでも言っていた、「新耳袋も好き」という証明ではないが(笑)、第一夜に関する事を書いておこう。 新・耳・袋 あなたの隣の怖い話(しん・みみ・ふくろ あなたのとなりのこわいはなし) 木原浩勝・中山市郎:共著 扶桑社 1990年9月5日…

豪華2本一気にUP

つーことで、リニューアル。 これからは「怪談本の話」と「それを取り巻く状況」そして、「それに関する愚痴」に徹する予定であります。…って、あんまり変わってないような気もしますが。 今回はあの「新耳袋第一夜」と「日々是怪談」の2本。

タイトルに意味はない。

久しぶりに日記書き。書いている途中のものが沢山。 書籍関係とか雑談(つか普段考えている事とか)書いちゃいるけどUPしてない。 ま、その内。 ↓の木原氏の件も含めて、色々考えて中。うーわーん。

木原氏に物申す。

昨日買った「不思議ナックルズ」に掲載されていた「「新耳袋」封印された裏のエピソ ードの真実」という記事を読んで、何やら色々と考えたことがある。 記事を書いたのは「新耳袋」著者の木原浩勝氏。 最初に断っておくが、私は「新耳袋」という怪談書籍が好…

おかしいと思いませんか?

突っ込みどころ満載のこの記事。 誰も何も言わなかったのでしょうか?

買った!不思議ナックルズ。

ミリオン出版から発売された「不思議ナックルズ vol.3」が発売されました。 無駄に(?)豪華な執筆陣がすげえなぁ、と。 「超」怖い話「加藤一氏」怪奇探偵「小池壮彦氏」と学会「皆神龍太郎氏」 新耳袋「木原浩勝氏」ウンゲロ「松沢呉一氏」都市伝説101…

出た!

心霊ゴシッ(ry) 不思議ナックルズ!

全国のお坊さんがこっそり明かす 心に残った幽霊供養

2004年は学習研究社からとても怖い怪談書籍が2冊出た。 一つは小池壮彦氏の「異界の扉」、そしてもう一つが、この高田寅彦氏の「全国のお坊さんがこっそり明かす 心に残った幽霊供養(以下、幽霊供養)」である。「異界の扉」の紹介はまた……ということにして…

伝染る怖い話。

別冊宝島284「怖い話の本」の文庫化されたもの。現在も入手し易い。 また、文庫版にのみ小池壮彦氏の解説が付く。 この本、別冊宝島編集部編になっているが執筆陣が中々豪華である。 その手の本を読む人なら知った名前が多いだろう。 我が家に有るのは文庫版…

幻獣ムベンベを追え

未確認生物も好きな私としては、この書籍を紹介しておきたい。これは「早稲田大学探検部」の未確認生物<モケーレ・ムベンベ(コンゴドラゴン)>捜索記録の書である。所謂探検記、ともいえるだろう。モケーレ・ムベンベはアフリカ・コンゴの奥地にあるテレ…

文藝百物語

怪談書籍のお話。 この本は、ネット等で調べもの中に出会った一冊。 元来怪談集が好きな身なので、存在を知ったその日 のうちに書店にて購入。きっちり初版。 角川ホラー文庫版なので、文庫版書き下ろしが入ってお得! ていうかオリジナル版もいつか買おう。…

怪奇スポットとウワサの現場。

今回は小池壮彦氏初期の著作「東京近郊怪奇スポット」「心霊ウワサの現場」を紹介。 両方とも長崎出版:刊です。 小池壮彦氏は色々な著作やフジテレビ・アンビリーバボーで有名な怪奇探偵です。 詳しくは↓OfficeT/K 小池壮彦事務所 小池氏の場合、やっている…

ゲーム業界奇譚

「超」怖い話Ε(イプシロン)も無事発売、大変面白く読めて大満足の一冊でした。 そのせいか、ここ最近怪談本を寝る直前に読むというのが日課になりつつあります。普段の生活リズムでいくと、布団に入るのが午前1時。それから読むわけですから寝るのは当然草…