2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
2003年12月初版のコンビニコミック。所謂映画『着信アリ』公開前の宣伝を兼ね たコミック。映画はこの後まぁまぁのヒットだった記憶があるが…。 タイトルに「携帯にまつわる〜」とあるのに、携帯にまつわる恐怖コミックは前半と最 後の『着信アリ』(…
2004年の7月10日が初版になっているコンビニコミック。 ちょっと気になって買ったものだ*1。 夏にありがちな所謂『恐怖系コミック』であるが、これがなんとも言いがたい代物だの だ。発売時に購入したのだが、2回ほど読んでそのまま棚にしまっていた…
実話怪談系の感想だけでなく、実話怪談やオカルト系を扱ったコミック等も扱う事自体 最初から決めていたんですが、カテゴリを『書籍:コミック』に統一することにしまし た。そこまで詳しいわけではないので(こういう系統のコミックに関してはあまり食指 が…
最終巻、一歩手前の第九夜は2004年6月にメディアファクトリーから刊行された。 今回は『キ』にまつわる話でまとめられている。 『キ』は『気・奇・鬼・喜・祈・危・忌・帰・記』という文字が当てはめられるのだが、 漢字そのままの意味だけでなく、ちょ…
2003年6月にメディアファクトリーから刊行。 「この第八夜は第七夜の対になるように編み上げた*1」と著者は語っている。 どう対になっているのだろうか?その辺りを考慮しながら読み比べてみた。 第七夜はストレートな恐怖を感じる話が多く収録されてい…
2002年6月にメディアファクトリーから刊行(角川文庫版は2005年6月に刊行)。 この第七夜は、手放しで褒める事ができない巻になってしまった。 何が駄目だったのか?というと、 ・章立てがあざとい(タイトルを含めて)。 ・文章が理解し難い。 ・…
昨日のTBで幽編集長「東雅夫氏」に読んでいただいたようです。 うひょー!BlogとTBの凄さと恐ろしさですね。 幻妖ブックブログのコメント欄に書こうと思っていたいい訳(笑)を少し。 (流石に個人的な言い訳をコメント欄に書くのはいけないだろう、という判…
2001年6月にメディアファクトリー版、2004年6月に角川文庫版が刊行された。 この第六夜のテーマの一つは「怪を受け継ぐ事」であるらしい。 肉親から子供へ、話者から新耳袋著者へ、新耳袋著者から我々へ。 確かに、本という媒体を通して怪は受け継…
第十夜は『白』です。 色予想、当たりました。というか、装丁の範囲内?間違えた。想定の範囲内だったっつ ことで。←うまいね。<自分で言うな。 「多分白だろう」と予想した人は多かったのではないでしょうか? 祖父江慎氏(+コズフィッシュ)らしい装丁か…
メディアファクトリー版は2000年7月、角川文庫版は2004年6月に刊行された 新耳袋第五夜だが、これで予定の漸く半分となった。 要するに500話がここに集まったわけである。百物語5回分と思えば結構な量だろう か。とりあえずの折り返し点到達、…
平谷美樹氏の実録怪談集の第三弾である。 この第三夜を執筆する事は平谷氏にとってイレギュラーな出来事だったらしい。 終盤になるまで百話集まらずに四苦八苦して、なんとかギリギリで揃った、とまえがき にあった。それで百話以上(!)収録となったらしい…
今は亡き同朋舎(発売は角川書店)から発行された、その名のとおりのネットで公開 された怪談を集めただけのもの。 ちなみにホラージャパネスク叢書シリーズの一冊である。 初版は2001年6月8日であるから結構前に出た書籍だ。 百怪の会:編であるが、…
新耳袋の中で一番話題に上るのは、この「第四夜」ではないだろうか? 第一夜から第三夜にかけての流れを一新するかのような一冊である。 (メディアファクトリー版は1999年6月、角川文庫版は2003年6月に刊行) この第四夜までが、真の「新耳袋」で…
「白じゃないかなぁ」と思うのだが、どうか? 原点たる「新・耳・袋 あなたの隣の怖い話」も白だったし。 「原点に帰る気持ちで白にしました」…とか。 それになんかあとがきで「(第十夜は)終わりであり始まりでもあるのです」とかそう いう戯言に近い理由…
前巻の「第一夜」が扶桑社版からの移植だとすれば、この第二夜は所謂書き下ろし版。 この第二夜からが新耳袋完全復活ということになる。 メディアファクトリー版は1998年 4月に、角川文庫版は2002年 6月発行になっている。 (ちなみにメディアファクトリー版…
第一夜・第二夜が刊行された1998年の十月に三度刊行されたシリーズ第三弾。 文庫は2003年6月に刊行された(第四夜と同時刊行)。 復活の第一夜・第二夜と強烈な印象の第四夜との間に挟まれて、実に影の薄い本となっ た様に思える。「大ネタがない」…
平谷美樹氏の実話怪談集第二弾。この巻も<百話収録>だ。 それが売りでもあるのだが、やはりそこまで怖くはない。 些細な怪異を取り上げて<標本>にするのがこの百物語のもつ意味だと思うので、怖い 話がなくとも問題はない(はずだ)。 もちろん、全く怖…
「全日本心霊ミステリーツアー情報ブック 旅ホラー ぶるる」が正式名称。 ツアコン裏ネット委員会:編ということで、ライターの名前は出てこない。 あの(わはは)フランス書院発行で「GOKURAKU NAVI」シリーズの一冊。 かなりC級の香りのするムックだ。 「…
SF作家・平谷 美樹(ひらや よしき)*1氏が百物語完全収録に挑戦した、怪談集。 この本が出た時点では次の第二夜を出す予定がなかったのか、<第一夜>となっていな い。「僕の体験談はほとんど書き終えた(中略)次の企画はネタの溜まる三十年後とい うこと…
第四夜発売決定記念…ということで。
■平谷美樹オンラインファンクラブを見ると、今年も出るようですね。「百物語」…第四夜。 >百物語は今年も出ます(笑) >本当は1冊か2冊でやめるつもりだったんですが。 >「怖さ」という点からみると、あまり怖くないと思います。 >ただ、ほとんどがぼくや…
秋本あまん*1:著の実話怪談集第一作。初版発行を見ると<1998年1月5日>とある。 この年は西の横綱が復活した年であるが、実はそれよりも先に発行されているのだ。 <超>がついているあたりから推察するに東の横綱人気と切り離して考えるのは無理と いうも…
秋本あまん氏や朝業るみ子氏の著書は、中堅どころの面白さがある。 …と思いますです。
怪奇探偵<小池壮彦>氏の最新単行本(2005年5月現在)。 「取材中に集まってきた奇妙な出来事の覚え書き」を淡々と書き連ねた、 いわば<怪異譚集>である。 怪奇探偵としての徹底調査が殆どないのが特徴だ*1。 実質「幽霊物件案内」シリーズの続編といった…
え〜、今更ながら「異界の扉」など。 発売されてすぐ買ったんですけどねぇ(笑)。
著者である工藤美代子氏はの肩書きは「ノンフィクション作家」といったところだろうか? そのノンフィクション作家が書いた、怪談エッセイがこの「日々是怪談」である。 全24のエッセイに中には、日常に起こった些細な怪異から、微妙に恐ろしい話、 そしてス…
前回の■木原氏に物申すでも言っていた、「新耳袋も好き」という証明ではないが(笑)、第一夜に関する事を書いておこう。 新・耳・袋 あなたの隣の怖い話(しん・みみ・ふくろ あなたのとなりのこわいはなし) 木原浩勝・中山市郎:共著 扶桑社 1990年9月5日…
つーことで、リニューアル。 これからは「怪談本の話」と「それを取り巻く状況」そして、「それに関する愚痴」に徹する予定であります。…って、あんまり変わってないような気もしますが。 今回はあの「新耳袋第一夜」と「日々是怪談」の2本。
久しぶりに日記書き。書いている途中のものが沢山。 書籍関係とか雑談(つか普段考えている事とか)書いちゃいるけどUPしてない。 ま、その内。 ↓の木原氏の件も含めて、色々考えて中。うーわーん。